Show MenuHide Menu

住みながらと引っ越しどちらが良いか

2014年5月1日

FF087_L
よくある質問に「住みながらリフォームするのと、引っ越ししてしまうのと、どちらが安く済むでしょうか?」というものがあります。これも、工事の規模や期間、引っ越し費用などによって答えは違ってきます。
「住みながら」でも生活費はアップする
リフォームエ事によって影響を受ける生活費を知るために、実際に携わった例をひとつ挙げましょう。このお宅は増築に伴って既存の建物の一部改修を行いました。既存の建物は一部の改修工事なので、居住スペースは充分にあります。しかし、水まわりを全面的にリニューアルするため、トイレ、お風呂、洗面所がない状態です。しかも、私が携わる以前に一度工事をミスしていたため、工期は大幅に延び、今後も数カ月程度かかることが想定されました。このときは、仮設のトイレとお風呂を庭に設置し、住みながらリフォームすることになりました。トイレとお風呂のリース料や仮設水道費などを含めると、1カ月で11万円程度の出費です。4人家族が毎日、銭湯に行ったとしても10万円程度の出費で済みますが、工事の時期が冬場だったり、小さい子供やお年寄りがいたりするような場合は、こちらのほうが楽だったということもあるのです。ほかにもかかった費用はあります。一部の改修とはいえ、収納スペースは確実に減りますから、このお宅ではレンタルボックスを借りました。ひと月2万円程度ですが、ここへ物を運ぶのにも時間と労力がかかっています。もうひとつは、このお宅の例には当てはまりませんでしたが、駐車スペースの問題です。工事車両が入ってきますので、自分の車を置くスペースがなくなってしまうのです。2カ月だけ駐車場を借りる、というのも難しい話ですし、時間貸しのパーキングではとても高くついてしまいます。
リフォームと一言で言っても、リフォーム自体の出費の他に工事中の生活費などがあるので、注意が必要です。その他に不動産関連情報を収集するなら→こちらのサイトがお勧めです。
精神的には楽な「引っ越し」
半面、引っ越しする場合は、引っ越し費用と、引っ越し先の家賃が必要になります。短期間、借りられるのは月極めのマンションくらいですが、親戚の家に間借りさせてもらうという手もあるでしょう。全面リフォームでなければ、当面、必要な生活用品を運ぶだけで済みますから、引っ越しも業者に頼むほどではないと思います。このあたりのコストを計算して、比較検討してみましょう。以上のような経済的な負担の差以外に、精神的な負担というものがあります。「住みながら」では、毎日、職人さんが出入りすることに気を遣ったり、ほこりが出るのを気にして掃除を何度もしたり、特に家にいる奥さんは工事の進行が楽しみである半面、気遣いが多いものです。引っ越ししてしまっても、戸締まりの問題など気になることは多いものですが、住みながらのリフォームより精神的には楽かもしれません。工事が長期にわたるときは、このあたりも考慮してみてください。